どうも、しょーさんです。
本記事では子供想いな親が離婚後に後悔することについて書いていきます。
・後悔するとしたらどんなときか具体的に知りたい!
上記のような方に向けて
・子供想いな親が離婚後に後悔するポイント3つ
について書いていきます。
私がこの記事を書く理由を4stepで説明します。
- 両親が離婚し辛い思いをした経験から親を恨んだが、精神的に大人になるにつれ「親にも一度きりの人生を楽しんでもらいたい」と思うようになった
- それからは「離婚は今よりも幸せになるための選択肢」であるべきだと思うようになりました。
- それゆえ1番避けて欲しいのは「離婚したことを後悔する」こと。
- なぜなら離婚をすると子供は少なからず悲しい思いをするし、その上、親も離婚を後悔していたら「一体何のために離婚したんだろう・・・?」となってしまうから。
そうならないために、離婚後の後悔ポイントを離婚する前に知ってほしいと思ったのが、私がこの記事を書く理由です。
このような理由からこの記事の目的はたった1つ。
・離婚する前に離婚後の後悔するポイントを知り、
後悔しない選択をして貰う
となっています。
今回この記事の前提として踏まえておいて欲しい点があります。
私は・・・
- 子供の立場で両親の離婚を経験した
- 二児の父であり子供を大切に思う親の気持ちが分かる
一方で、
- 離婚の経験はない
この「離婚の経験はない」という部分を離婚経験者のツイッターからリアルな投稿を引用させてもらい、
私の「離婚家庭で育った子供の声」と「離婚経験者の声」を織り交ぜて記事を作成しました。
この記事の構成としては
- 後悔ポイントの紹介
- 具体的な例としてツイッターの投稿を掲載
- 後悔ポイントについて離婚家庭の子供はどう思っていたか
このような順でまとめました。
※プライバシーの観点からユーザー名は伏せさせて頂きます。
この記事は【離婚をしたいと考えている親】に向けて全4記事を紹介している中の2記事目となります。
おおまかな流れとしては、
①子供の気持ちと②離婚後の後悔することを知った状態で③再構築を行う。
再構築が出来れば本望ですが、上手く行かなかった場合は④離婚の準備を進める。
といった感じになっていて、全4記事をとおして
「夫婦関係の再構築、あるいは子供想いで家族が幸せになる離婚」を実現する為の4記事に仕上げたいと思っています。
今回も前置きが長くなりましたが、あなたとあなたの家族の人生の選択肢が増え、より良い方向へ進めるサポートが出来れば幸いです。
離婚後に後悔する3つのポイント
離婚後に後悔する3つのポイントは以下のとおりです。
- 子供との時間が少ないと感じたとき
- 金銭的に不自由だと感じたとき
- 子供に寂しい思いをさせていると感じたとき
どれも親としては気が重くなるようなことばかりですが、後悔することが無いように知って欲しいです。
では投稿と私の経験談を交えつつ紹介していきます。
①子供との時間が少ないと感じたとき
1つ目は離婚前より「子供との時間が少ないと感じたとき」です。
離婚後そう感じてしまう理由は、次の2点です。
- フルタイムで仕事をしなければならない
- ワンオペで家事と育児を全てこなさなくてはならない
離婚経験者の投稿を見てみましょう。
・子供との時間が少なく私も仕事で疲れるので寂しい思いをさせる
・親は社会人、子供は学生で会う時間がとりにくい
・離婚して結果的に失ったものがデカすぎた(時間、お金、子供)
子供との時間が少なくなったこと、仕事を終え家事をこなした後に子供と接するための体力がなかなか残ってない、などが多く見られました。
一方で、上記のような「離婚後の親が感じていること」に対して、当時の私はどう思っていたかというと、
・その状況は離婚したから仕方ないと思っていた
・親への期待感は特になかった
といった状況でした。
思い返してみると親との時間って結構少なかったな~と。
でも子供の頃はその状況が普通だと思ってたし、そこまで気にしてなかったかな。
3人きょうだいだから寂しくなかったってのも大きい・・・。
親になった今では親としての気持ちも分かるので、毎日子供との時間が少ないとなると罪悪感にみまわれると思う。
今までパートや時短勤務で働いていた人がフルタイムで働くことになると「子供との時間が少ない」と感じる方が多いと思います。
②金銭的に不自由だと感じたとき
2つ目は「金銭的に不自由だと感じたとき」です。
そう感じてしまう理由は、親1人の収入で生計を立てなくてはいけないからです。
養育費や子供手当、ひとり親家庭への児童手当などを含めても自由に使えるお金は十分ではないです。
では投稿を見てみましょう。
・金が無いため4人とも大学を諦めた。中高で借りた奨学金を今でも返済している。
・離婚したら貧しくて、高校卒業したら自立(就職)して貰った。
・離婚でお金に不自由しないなんて夢物語。
上記のように離婚後は金銭面で苦労している人が多いです。
中には私と同じ、親が離婚したという人の投稿もあり、同様に金銭面では苦労したとの声もありました。
上記のような「離婚後の親が感じていること」に対して、当時の私はどう思っていたかというと、
・周りの友達と同じゲームがしたい
・コンビニで買い食いが出来るくらいのお小遣いが欲しい
・お金が必要になることには親に言いにくい
と思っていました。
お金については子供ながら相当気にかけてました。
というのも親が修学旅行費を工面するのが大変そうだったり、年1のお年玉を私達にあげる余裕が無かったり…
ライフラインの支払いも厳しく、ガスや電気、水道がたまに止まったり。
こんな状況だったので、お金が必要になることは我慢の一択でした。
今思えばですけど、私は決してお小遣いがたくさん欲しかったわけでは無かったんですよ。
ゲームがやりたかったのではなくゲームの話で盛り上がる友達の輪に一緒に入りたかった。
コンビニで買い食いをしながら下らない時間を過ごす瞬間を楽しみたかった。
みたいなちょっとのお小遣いで手に入れられる、楽しい時間を過ごしたかったんだなと。
親となった今では、もし自分の子供がそんな思いをしていると知ったら・・・いたたまれない気持ちになりますね・・・。
ちょっと話がずれましたが、金銭面での不自由は自分も子供も色んな選択肢やプライスレスな経験、時間をも制限されてしまうということを改めて認識しておきましょう。
③子供に寂しい思いをさせていると感じたとき
3つ目は「子供に寂しい思いをさせている」と感じたときです。
そう感じてしまう理由は、子供が以下のような発言や行動をする時です。
- 別れた親となかなか会えない
- 両親がいる家庭を羨ましがる
- 自分は普通の家庭ではないと言う
離婚をする時は親同士の決断で、子供の意見や気持ちを配慮されることは少ないです。
この記事を作成する時に、離婚経験者の投稿が1番多く、想いが強く伝わってきたのが「子供に寂しい思いをさせている」でした。
では投稿を見てみます。
・子供たちの当たり前の「普通」を減らしてしまったことに申し訳なく思う
・父親が居た方がいいのか・・・。両親揃ってる友達を羨み、寂しい思いをしていると思う。
・うちだけ、パパ居ないねって言われた時は辛く寂しい思いをさせてるのでは・・・と申し訳なさでいっぱいになる。
・子供が寝ている間に仕事で家を出る。1人で留守番をする息子、1人遊びが上手な息子にごめんねって思う。息子のために頑張っているのに寂しい思いさせてる。
上記のように離婚したことに対して後悔はしてないけど、子供に寂しい思いをさせていることに関しては失敗だった、という声が多かったです。
私がこの記事を通して伝えたいことの本質のような投稿ばかりでした。
上記のような「離婚後の親が感じていること」に対して、当時の私はどう思っていたかというと、
・でも両親が離婚したという事実に寂しい気持ちでいた
・親の離婚を許す結果になってしまったこと後悔していた
・離婚したことを隠し通したかった
・周りに私にもちゃんとお父さんがいるということをアピールしたかった
子供が親の離婚を後悔するという摩訶不思議な事態ですね・・・(笑)
別な記事でも書いていますが、私の場合は会いたい時に両親に会えていたので、会えなくて寂しいという思いはほぼありませんでした。
とはいえ、両親が「離婚している」という事実は本当に寂しい気持ちです。
私自身、両親が離婚したことで悲しい思いをしていたので、離婚したことを隠していたんですが、
学校で配られるプリントの「保護者名」が母親の名前になったことで親が離婚したことがばれました。
それ以降、友達同士で何気なく父親の会話になった時、私に気を遣って話題を変えたりする人もいました。
でもその優しさとは裏腹に(俺にもお父さんちゃんといるから。普通に会話していいから・・・。)って思ってましたね。
離婚家庭の子供は親の見えていない所でも心に傷を負っていたり、自分は普通ではないんだと感じています。
上記の投稿をした親も、離婚前は「離婚したら子供が寂しがるだろうな・・・」と想像していたし予想もしていたと思います。
しかし実際は、SNSで本音がこぼれるほど「子供が感じている寂しさ」を親が肌で切実に捉えています。
当事者でしか分からないことも多いですが、離婚を考えている人は「子供が感じている寂しさ」を背負っていかなくてはならないことを認識してください。
まとめ
今回は離婚後、後悔しない為に知っておくべき後悔ポイントについて、離婚経験者の声と離婚家庭で育った子供目線(私)の感じていたことを交えてまとめました。
後悔するポイントをもう一度まとめると以下の3つになります。
- 子供との時間が少ないと感じたとき
- 金銭的に不自由だと感じたとき
- 子供に寂しい思いをさせていると感じたとき
どのポイントも子供想いな親が後悔しないために、伝えたいものでした。
このブログを通して何度も言いますが、離婚自体は悪いものではなく、ただの選択肢であることに過ぎません。
離婚したその先のあなたや子供の人生が豊かに過ごせるかどうかが重要だと思っています。
以上が【②離婚後の後悔について知る】で伝えたいことの全てでした。
次の【③夫婦関係の再構築を試みる】では、離婚を考えているあなたに最後のチャンスを頂き、チャレンジしてもらう記事となっています。
楽しみながら再構築できるように、非常にハードルの低い取り組みから紹介しています。
上手く行かったとしても、再構築を頑張ったかどうかで、離婚後の1歩も大きく変わってくるので、試してみるメリットは大いにあります。
ぜひ、一読をお願いします。
最後に、このような長文記事を読んで頂き、ありがとうございました。
離婚家庭で育ち、寂しかった、悲しかった思いを「離婚を考える親に届けたい」と思ってこのブログを始めました。
拙い文章で完成度の低いこのブログにも、日頃から多くの、感謝を伝えてくれるメールや相談メールを頂きます。
嬉しくありがたいと思う反面、
・離婚家庭の子供の気持ちをただ伝えていくだけでは誰も何も解決しないな
・離婚に至るまでの背景や原因もみんな違う
・自分が親になって分かったこともたくさん出て来た
・1人ひとりが幸せになるために必要なことってなんだ?
と、私自身がまだまだ未熟である自分を見つめ直すきっかけであったり、新しい観点での気付きを頂いています。
今ではもう自分の感情を書き殴るだけのブログではなく、子供想いな親にもっと役に立つブログにしたいと強く感じています。
これからも時間は掛かりますが頑張って運営を続けていきますので、よろしくお願いします。