こんにちは、しょーさんです。
11才の時に両親が離婚しました。
多感な時期の中学生になり、
離婚をした両親を恨んだり、自分の存在意義を考えたり色んな感情が爆発した時期でした。
こういった背景の私が、
「現在中学生で両親が離婚した・しそうな方」をメインに
「離婚を考えている方のお子さんが中学生の方」にも向けた
「離婚と子供の気持ち 中学生の君へ送る私からのメッセージ」をお話しします。
狙い
中学生へ⇒親の離婚を受け入れて、前を向いて歩けるようになってほしい
離婚を考えている親へ⇒離婚後の中学生の気持ちを知ってほしい
離婚と子供の気持ち 中学生の君へ送る私からのメッセージ
これからお話しするのは、今の君と同じ、両親が離婚してしまった私の体験談。
両親が離婚してしまって悲しいし辛いよね。
私も同じ気持ちだったよ。
今から送るメッセージで少しでも君が前を向いて歩き出す事が出来たら幸いです。
両親の気持ちを理解し受け入れる
離婚する事になったのは君のせいではないし、君が頑張ってもどうにかなったわけでもない。
引き止めて事態を免れても遅かれ早かれ変わらない結果が待っているんだと私は思う。
悲しいけど私達子供には、どうする事も出来ない事ってあるんだよ。
でもね、両親を止める事は出来ないけど、これから出来る事は無限大にある。
そしてその出来る事の中で今してほしいのは、両親の気持ちを理解して、受け入れてあげることだとおもう。
両親も君の親である前に１人の人間。
嫌いになってしまった人とこれから先ずっと一緒に居るのは辛いと思うんだ。
毎日喧嘩をする両親、仲の悪い二人の様子を見続けるのは君も嫌でしょ？
もう中学生の君にはこの【両親の気持ち】を理解し受け入れること、できると思う。
素直な気持ちを両親につたえよう
これから別々に暮らす事になってしまう。
いつでも連絡が取れるような手段は準備しておこう。
そして言いたい事は言葉や文字にして伝えよう。
例えば・・・
これからも会いたいという事
私の親はあなたしかいないという事
離婚して辛い思いをさせられているけど、大好きだって事
両親が離婚したって人生終わらない
きっと君が生きてきた人生の中で今が一番辛い時だと思う。
分かるよ。私も同じ気持ちだったから。
でも離婚したってあなたの人生は終わらない
両親だって別々に暮らしているだけであなたの親であることに変わりはない
きっと君のなんのオチの無い話にだって笑って聞いてくれるはずだよ。
今までと変わらない君で居ていいんだ。
離婚という経験をどう活かすか
今両親が離婚し君は人生で一番の辛い時期と直面している。
離婚という結果になって君は悲しい、辛い以外にどう感じた？どう思った？
私はこんな悲しい思い、辛い経験は二度としたくない。
もし将来自分が結婚し、子供が生まれたら【絶対に離婚はしない】と誓ったよ。
君はこの離婚の経験をどう活かす？
これからの自分に出来る事を精一杯やる
私はもともと裕福な家庭ではなかったけど、離婚してからはもっと貧乏生活になった。
家の電気代やガス代、水道代も払えずに止められることも多々あった。
それに借金なんかも作ってしまったらしく、家に借金取りが怒鳴り込みに来たこともあった。
だから私は貧乏にはなりたくないし、お金には困りたくないなと強く思った。
そうなると当然勉強や部活を頑張って良い高校にも大学にも行かなきゃならない。
私は貧乏から抜け出すには良い学校に行かなきゃという思考に結びつくのが遅かった為、高校から勉強・部活に力を入れた。
自分で努力した事とその努力を応援してくれる先生が居た事で運よく、そこそこの企業に就職する事が出来た。
やりたい事を仕事に出来る世の中になってはきているものの、貧乏にならない為には最低限の努力は必要だ。
自分の気持ちに素直になる
勉強や努力が必要だと言ったけど、人生で一度しかない中学生・高校生の時期は楽しいことがいっぱいある
だからオンとオフを上手に使い分けよう。
そして時間を忘れるくらい熱中するモノにはとことん熱中する。
将来それに注力したことが思い出として財産として君の中に残る。
前を向いて歩く
最終的には前を向いて歩くこと
歩き出すのに時間が掛かっても大丈夫
1歩歩いて休んだって気にしない
休めばまた1歩進める体力が付く
前を向いて歩こう
両親に向けて私からのお願い
両親の離婚を経験した私から、離婚を決断した両親へお願いです。
入学式・卒業式特に卒業式は両親揃って参加して下さい
子供が一つの課程を修了し成長した姿を両親で見てあげてほしいです。
分かれた元妻、元旦那と顔を合わすのは嫌かもしれませんが、離婚したってあなた方は子供の唯一の親です。
幾度とない子供の晴れ舞台はぜひ両親揃って参加してあげてほしいと思います。
離婚してても普通の家庭と変わらずか、それ以上に子供に愛情を捧げてほしいです。
子供もそれを切に願っております。
というわけで、今回は以上です。
中学生のみんな、楽しいことはこれからいっぱいある。
自分から歩き出そう。