離婚をしたい人

【離婚家庭の子供が執筆】子供が辛くない離婚のタイミングは子供が離婚への理解が出来る時

しょーさん
私が11歳の時に両親は離婚し、辛く悲しい思いをしてきました。 どうも、しょーさんです。

本記事では「子供が辛くない離婚のタイミング」について書いていきます。

悩む親
離婚を考えているんだけど、

・子供が辛い思いをしない離婚のタイミングっていつなのかな・・・?

・子供が居る場合の避けるべき離婚のタイミングってあるのかな?

こういった悩みを抱えている子供想いの親に向けて記事を書いています。

 

私がこの記事を書く理由は、

子供の為に離婚のタイミングを考えてくれる方に、「子供目線で考えた離婚のタイミングを伝えたい」と思ったからです。

離婚はほとんど親が決めてしまいます。

子供に「いつ離婚したらいいかな?」なんて相談する親、見たことないですよね。

私は両親の離婚を経験したので、「親同士だけでなく、子供とも相談して離婚を決めよう」と情報を発信しているのですが、

全ての人がそう出来るわけではないと思ったので、記事にて展開します。

この記事で伝えたい事は3つです。

  • 子供が辛くない離婚のタイミングは子供が離婚への理解が出来る時
  • 子供目線で見る避けて欲しい離婚のタイミング2つ
  • 「子供が大きくなるまで離婚しない」という方に伝えたい離婚の影響

私の両親は「離婚のタイミング」については全く子供想いではありませんでしたね。

一方でこの記事タイトルをみて辿り着き、読んで頂いてる方は本当に子供想いなんだなと読み取れますし、離婚家庭の子供としてその対応に感謝します。

「子供を想い、離婚するタイミングを悩んでいる方」の判断材料になるようにと記事を書いたので、参考にしてみてください。




子供が辛くない離婚のタイミングは子供が離婚への理解が出来る時

子供が辛くない離婚のタイミングは子供が離婚への理解が出来る時です。

もう少し分かりやすく表現すると離婚がしたいという親の気持ち・意向を理解でき受け入れることが出来る時です。

子供に離婚を考えているという旨について話したときに

・そうだよね、1度きりの人生だもんね

・お母さん(お父さん)も楽しく過ごしたいよね

・お母さんとお父さんがそうしたいならいいんじゃない?

・離婚しても私の両親であることに変わりないでしょ?

こんな返答であれば離婚への理解が出来るといえますね。

反対に

・親の勝手すぎる行動だ

・一緒に居てくれなきゃ嫌だ

・子供のことを何も考えてないじゃないか

というような返答だと離婚に対しても理解が難しく、子供自身も辛い思いをします。

子供目線で考える避けて欲しい離婚のタイミング2つ

避けて欲しい離婚のタイミングを子供目線で提案すると以下の2つになります。

  • 人生の分岐点に立っている時期
  • 積み上げてきた努力を発揮しなければいけない時期

子供が何に対し力を注いでいるかにも違ってきますが、離婚に対し理解があったとしても出来る限り上記のタイミングでは離婚をしないでほしいです。

詳しく説明していきます。

人生の分岐点に立っている時期

人生の分岐に立っている時期というのは、これから選択する進路において人生を左右する重要な時期ということです。

理由は離婚は子供からすると多少なりとも先の見えない不安と捉え、

保守的になってしまい、本当に自分のやりたかったことを諦めてしまう可能性があるからです。

具体的な時期としては、

・受験の時期

・将来に向けて進学か就職か悩んでいる時期

 

例えば子供が進学か就職かで迷っていた場合は、離婚すると学費が親の負担になると考え、就職を選んでしまうかもしれません。

受験の時期には通学費が掛からないように、より近場の学校を選択するかもしれません。

子供の今後の人生に関わってくることなので、子供が自分で決めた進路を選べるように配慮する必要があります。

積み上げてきた努力を発揮しなければいけない時期

積み上げてきた努力を発揮しなければいけない時期も同様に離婚のタイミングとしては適してないです。

理由はいくら離婚を理解できる子であっても、少なからず子供へ精神的なダメージがあるから。

具体的な時期としては

・習い事などの幾度とない大会や発表会の時期

・受験の時期

また出てきました受験時期。

もう受験時期だけは離婚を避けましょう。

ここ1番に実力を発揮しなければいけない時に心配ごとはよくないということです。

子供が大きくなるまで離婚しないと考える人に伝えたい離婚の影響

ここまでお読みいただき、「子供が大きくなるまで離婚は出来ないな」と考える人に「離婚の影響」と「離婚しなかった時の影響」をお伝えします。

離婚した時の子供への影響

冒頭でも話したように、私が11歳の時に両親は離婚しました。

当の本人が言うのもおかしいですが、世間一般的に懸念されている離婚の影響はほとんど受けていないと思っています。

主に離婚の悪影響としてあがるのが以下の4つです。

  1. 成績の低下
  2. 子供の離婚率が上がる
  3. 離婚家庭の子供対する社会偏見
  4. 離婚家庭の子供はグレる

ですが、私は見事に正反対に成長してきました。

離婚後も両親で子育てをしてくれたというのが離婚の悪影響を受けなかった要因ではありますが、

その点この記事を読んで頂いている子供想いな方には心配していません。

離婚の影響に関しては【誤解し過ぎ】離婚が子供に与える影響4つを紹介&解説【離婚家庭の子供が執筆】で詳しく書いていますので参考まで。

離婚しなかった時の子供への影響

私は離婚の影響よりも、両親が不仲なのにも関わらず離婚しなかった時の子供への影響の方が重大だと考えます。

・不仲な両親に挟まれる事でストレス過多になる

・親への信頼、信用が薄れる

・居心地が悪く、家に居たくない

・子供が勉強・部活等やりたい事に熱中できない

安定した家庭でこそ子供はのびのび暮らす事が出来ます。

「子供の為に大きくなるまでは離婚しない」と我慢していても、実は子供の為になっていない状況です。

参考:子供が大事で離婚できないと悩んでいる方 復縁する努力をしよう

まとめ

本記事では「子供が辛くない離婚のタイミング」について書きました。

子供が辛くない離婚のタイミングは子供が離婚への理解が出来た時です。

とはいえ、子供目線で考えると次の2つの時期は

・子供の将来を決める妨げになる

・実力を発揮できなくなる

可能性があるので、避けるべきタイミングと言えます。

  • 人生の分岐点に立っている時期
  • 積み上げてきた努力を発揮しなければいけない時期

このように言ってしまうと「子供が大きくなるまで離婚は我慢しよう・・・」と思う人が居ますが、

そういった方に伝えたい事が2つあります。

子供は離婚の影響はあまり受けない

不仲な家庭に居る方が子供にとっては悪影響

以上がこの記事のまとめです。

各家庭色んな環境のもと色んな事情を抱えていることは重々承知です。

私は離婚は幸せになるための手段だと思っていますが、なかなか踏み切れない方も居ると思います。

どっちつかずのギスギスした関係があなたにとっても子供にとっても1番良くないと思うので、そういった方は思い切って復縁を目指しましょう。

離婚せずに家族で笑顔に、幸せになれるに越したことはないのですから。

参考:子供が大事で離婚できないと悩んでいる方 復縁する努力をしよう

最後まで読んでいただきありがとうございます。

離婚を選択する人もしない人も、家族の笑顔が今よりも増えることを願っています。




 

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