こんにちは、しょーさんです。
私の両親が離婚したのは11才の時でした。
母から唐突に「離婚する事になったから。」と告げられ、それと共に家を出ていく親父。
驚きと悲しさでただただ、泣きわめく事しかできませんでした。
離婚によって辛い経験を多くしてきましたが、今は幸せだと感じています。
こういった背景の私から、
「離婚した両親を結婚式に招待して良かったこと」をお話していきます。
今回は
子供「離婚した両親を結婚式に呼ぼうか迷っている」
親「子供の結婚式に呼ばれたが元妻(夫)やその親族もいるしどうしよう」
と悩んでいる方が対象です。
両親に感謝を伝えることが出来た
一番良かった事が「両親に感謝を伝える事が出来た」です。
私は披露宴が終わって友人や親戚を送り出した後、両親と私になった時に気持ちを伝えました。
離婚をきっかけに今まで本当に色んなことがありましたが、ここまで自分が育ったのも親の手があったからです。
普段は親に改まって感謝の気持ちなんて照れくさくて言えないですよね。
それが結婚式だと言えるんです。
普段思っている気持ち・心に秘めている事、素直に言える条件が揃っているのが結婚式です。
思い返せば悲しかった、辛かった時期の中にも親との良い思い出は少なからずあって、
母親は忙しい仕事の合間に野球の試合を見に来てくれたり、私の好きな事に最後まで付き合ってくれました。
父親は会いたいと言ったら仕事が遅くても迎えに来てくれたり、翌日は早起きして朝ごはんを準備し、10キロ離れた学校へ送ってくれた。
私が社会人になってから気付いたのは、
仕事をすると一日に自分に当てられる時間ってこんなに少ないんだなと実感したと同時に、
子供の為とはいえ、私の両親すごく頑張っていたんだなと思いましたね。
悲しみと辛さの記憶に埋もれかけている両親との良い思い出を、大人になった自分の価値観で整理する事が出来ました。
なので、結婚というひとつの区切りに、両親に直接ありがとうを伝える事が出来て本当に良かったと思っています。
両親の離婚した事による子供への「心咎めている気持ち・申し訳ない気持ち」から救うことが出来た
両親が子供に対し、共通して思っていたのは「離婚して辛い思いをさせて悪かった。」でした。
お盆、正月に帰省した時、酒を飲んだ親の口から良くこぼれる言葉でした。
私は「悲しい事も辛い事もあったけど、幼少期の離婚という経験が間違いなく私を強く成長させた」と思っているので、
両親の全てを憎んだり悪いと思っているわけではないです。
そして「ありがとう」に続き上記の思いを伝えました。
ここで伝えなければ両親も一生、離婚を選択した事を引きずるだろうと思ったので。
完璧に傷跡が無くなるわけではないけれど、お互いに少しは気が晴れた感じがしました。
まとめ
良かったと思える人生にする為に、結婚式に離婚した両親を招待し、
「両親に感謝を伝えること」
「両親の離婚した事による子供への「心咎めている気持ち・申し訳ない気持ち」から救うこと」が出来て本当に良かったです。
同じような悩みを抱えている人は、勇気を持って両親を結婚式に招待してみてください。
というわけで、今回は以上です。
離婚する、しないにかかわらず自分たちのベストな形を探していきましょう。