こういった疑問に答えます。
記事の狙い
妊娠期間中、妊娠初期に旦那ができることを知ってもらい、妻のサポートに役立ててもらう
離婚による子供の気持ち関係の記事を多く書いていますが、妊娠中や産後といった大変な時期は夫婦にとって大きな壁とも言えます。
この時期を互いに協力し乗り越えることで、離婚をする家庭も少なくなり、辛い思いをする子供達も減るのではないかと考え、私の経験を記事にしました。
この記事を読めば大変な妊娠初期を夫婦で協力し乗り越えられます。
妻のサポートに必要な心構えと注意点
最初に妻のサポートに必要な心構えと注意点を知りましょう。
これを頭に入れておかないと旦那だけ空回りをしたり、夫婦間でトラブルを起こしてしまいます。
身体と心の変化を知る事から始まる【心構え】
妊娠中の妻をサポートするには妊娠による身体と心の変化について知らなければいけません。
病院から貰った資料や先生の話をしっかり聞き、正しい知識を持ちましょう。
これから下記にて、「妻に旦那ができること」をお伝えしていきますが、
妊娠によって様々な変化がある中大切にして欲しいのは、妻の状態と気持ちに寄り添いTPO(時、場所、場合)に合ったサポートを実施するべきです。
>>参考:たまひよ 妊娠・出産
安易に人に話さない【注意点①】
妊娠した事は安易に人に話してはいけません。
理由は妊娠初期は流産の可能性も少なくないからです。
安定期に入り状態が安定し、妻の許可が得てから周囲に報告しましょう。
注意
妊娠によるトラブルで突発的な休みが続いてしまう場合には評価を落としかねないので、会社の上司にだけ事情を話す事をおすすめします。
他の人と比べない【注意点②】
妊娠による症状の重さは人それぞれです。
1人目の妊娠時と2人目の妊娠時でも変わってきます。
なので前例や特に他の人と比較しないことです。
・旦那「母や姉は妊娠中も働いていたのに君は働かないの?」
・旦那「先輩の奥さんは妊娠中でも家事をしっかりやっていたのに君は寝ているだけか?」
・旦那「気の持ちようだぞ、気合が足りない」
上記のような他人と比較した発言や心無い発言をするのは絶対にやめましょう。
妊娠期間中通して旦那ができること
妊娠期間中通して出来ることを紹介します。
妊婦健診に行く
妻と一緒に妊婦健診に行きましょう。
妊婦健診を一緒に行くメリットは下記の通り。
・赤ちゃんの成長を夫婦で感じられる
・産婦人科の雰囲気を肌で感じ親になる自覚が芽生える
・妻が安心する
旦那の診察室への入室は混雑を避ける為、決まった週数での検診時しか入室出来ない病院もありますので、事前に確認しましょう。
風邪・感染症の予防
風邪や感染症を妊娠中の妻に移さない為に手洗い、うがいはこまめに行いましょう。
残念ながら手洗いうがいを雑にやってしまっている男性結構多いです。
下記に~いのちをつなぐSARAYA HP~より、正しい手洗い方法と、うがいの方法を載せましたので実践しましょう。
>>参考:正しい手洗い方法
>>参考:正しいうがいの方法
また、近年では感染すると胎児に影響のある風疹が流行っています。
予防接種を受けていない方は迷わず受けに行きましょう。
風疹
風疹ウイルスによる急性発疹性疾患です。麻疹同様、子どもの病気と思われがちですが、近年では成人の間で感染が広がり問題となっています。2012~2013年に、20~40代の男性を中心に全国で大規模発生が見られ、東京都内では1年間の患者報告数は3,445人に達し、調査が始まって以来、最も大きな流行となりました。中でも妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、出生児が先天性風疹症候群を発生する可能性があるため、特に注意が必要です。
一般的に症状は軽く、数日の経過で回復します。まれに高熱が続いたり、急性脳炎などの合併症を生じて入院が必要になったりするケースもありますが、ワクチンで防げる感染症です。
赤ちゃんの成長を共有する
エコー写真やアプリ、日記などで赤ちゃんの成長を妻と共有しましょう。
赤ちゃんの成長を共有するメリットは以下の通りです。
・赤ちゃんの誕生が楽しみになる
・夫婦で幸せな気持ちになれる
・旦那が親としての自覚を早く持てる
ちなみに我が家は「トツキトオカ」というアプリで赤ちゃんの成長を共有してました。
妻の体調を知る事が出来たり、日記を書けたりと赤ちゃんの成長共有だけでなく妊娠期間中の夫婦をサポートしてくれるのでお勧めです。
>>参考:トツキトオカ公式HP
妊娠初期に旦那ができること
妊娠が発覚し喜んでいられるのも束の間、妊娠初期が最も妻に負担が掛かる時期です。
特につわりは身体的にも精神的にも疲弊してしまいますので、旦那のサポートが必要です。
母子手帳を一緒に受け取りに行く
母子手帳は夫婦で受け取りに行きましょう。
役所に手帳を取りに行くだけですが、「赤ちゃんが出来たんだ」と初めて実感をする瞬間です。
逆に妻一人で行くと寂しいと感じてしまいますよ。
大事な瞬間を夫婦で感じ喜びましょう。
つわりへの対応
妊娠中一番大変だと言えるのがつわりの時期です。
「つわりさえなければもう一人子供が欲しい」という人も居るくらい辛い時期なので、しっかりサポートしましょう。
つわりに対して旦那が出来ることは以下の通りです。
・いつでも吐けるようにティッシュと袋を常に用意する
・水分補給をこまめにさせる
・ガムや飴を準備する
・匂いの強いものを使わない
つわりの症状は吐き気・食欲不振です。
水も飲めないようなら早めに受診しましょう。
不安な気持ちへの対応
妊娠初期は様々な事に対し不安な気持ちでいっぱいです。
不安な気持ちへの対応は以下の通りです。
・一人にしない、そばに居る、話をする
・外に連れ出す(つわりの状態が良ければ)
・明るい未来の話をする
実際に私の妻はつわりで常にベットに寝たきりの生活×初めての妊娠で、不安な気持ちに押しつぶされそうになっていました。
家事全般
妻への負担を減らす為に家事全般を積極的に行いましょう。
全てを旦那がやってしまうと大変なので、上手く作業を分担してやるのがポイントです。
ちなみに産後の方が家事のサポートを要する為、今のうちに練習だと思って取り組みましょう。
洗濯物を干す
旦那は洗濯物を干しましょう。
洗濯物を干す行為は下を向いたり上を向いたりを繰り返すので妻には大変です。
妻には選択物をたたんでもらい、旦那は干す係を担当しましょう。
注意
つわりで柔軟剤の匂いに敏感な方も居ます。
その場合は無臭の洗剤や柔軟剤を選びましょう。
料理をする時の下準備
妻が食事を作る事が出来れば問題ないですが、我が家の様につわりが酷いとキッチンに立つことさえできません。
これを機に旦那も料理が出来る男になれたら理想ですが、そうもいかない場合はせめて下準備を担当しましょう。
・ご飯を炊く
・野菜を切る
・味噌汁を作る
たまたま仕事が忙しくなく私が定時(17時)で帰れることが多かったので、帰宅してから妻と子供と自分の食事を作っていました。
とはいえ毎日早く帰れるとは限らない&最低限子供の食事を準備しなければならないという状況だったので、宅配弁当を利用していました。
一食600円程度からで毎日決まった時間に届けてくれるので
・利用しやすい
・妻の負担が無い
・栄養バランスのいい食事
とメリットしかなかったので、2人目を妊娠していて食事の準備に困っている方には宅配弁当をお勧めします。
トイレ掃除をする
妊娠初期はトイレが近くなる、つわりで吐く等トイレに行くことが多くなります。
汚い便器に顔を近づけるのも嫌ですし、掃除をしていないと菌の発生場所になり感染症のリスクも増えます。
なので掃除の中でも特にトイレ掃除はこまめに行いましょう。
夫婦で協力してこそ出産後に幸せを感じる
旦那からサポートも受けずにただただ辛かったという妊娠期間を過ごすと旦那への愛は冷めてしまいます。
そして夫婦で協力してこそ出産後に幸せを感じる事が出来ます。
「旦那のサポートのおかげで乗り越えられた」と言われるくらい妻を想い寄り添っていきましょう。
最後にまとめます。
妊娠初期に旦那ができること
・母子手帳を一緒に受け取りに行く
・つわりへの対応
・不安な気持ちへの対応
・洗濯物を干す
・料理の下ごしらえをする
・トイレをいつも清潔に保つ