産後クライシスを経験するも何とか乗り越えてきたしょーさんです。
今回は産後クライシスを実際に経験した私が産後クライシスの全てについて書いていきます。
・産後クライシスの原因は何?対策は?
・産後クライシスの乗り越え方は?
・産後クライシスを実際に経験した話を聞きたい
・産後だけどもう限界。離婚したい…
上記のような方に向けて記事を書きました。
ツイッターやインスタを見てると、どうにも産後クライシスで悩んでいる方が多い印象を受け、
産後クライシスを乗り越えた身として、どうにかして助けたいと思い記事を執筆しております。
私は産後、本当に家事育児をしてこなかったので自戒の意を込めてまとめています。
同じ境遇の方の参考になればと思い執筆しています。
この記事を読めば産後クライシスに対してどう立ち向かえばいいのか?が大体分かります。
ぜひ、世の中の夫にも読んで頂きたいと思っていて、もし妻に「これ読んでみて」と渡されたなら
「ムッ」とするのではなく、
・子育てや夫婦関係に悩んでいる
・身体的にも精神的にも限界に近い
・本当はもっと仲良くしたい
という妻の心の中にある本音を捉えて読んで頂けたらなと思います。
夫婦で読んで産後クライシスを乗り越えましょう。
産後クライシスになる原因と対策
初めに原因を知りましょう。
- 家事育児に非協力的な夫(今まで通りの生活をする夫)
- 出産による疲労とホルモンバランスの乱れ
- 初めての育児に対する不安や焦り
- 慢性的な睡眠不足
原因を知ることで対策が出来る。
対策4つは以下のとおりです。
- 夫は家事育児を全部やるくらいの心構えと積極性を持つ
- 産後の妻の状態を良く知り良く理解する
- 育児の悩みは常に夫婦で共有
- 妻の睡眠時間と1人の時間を確保する
対策が出来れば現状より夫婦の仲はよくなり、育児も2人で進められるよ!
原因と対策については「【もう2度と陥らない】産後クライシスの原因4つ・対策4つを経験者が解説」でもっと詳しく書いています。
産後クライシスの乗り越え方は夫の育休取得がベスト
産後クライシスの乗り越え方は夫の育休取得が最適解だと身を持って感じました。
私が育休を取得した理由は上記の対策を自分の中でプランニングした結果、全てをこなすのは難しいと感じたからです。
育休を取得したことによって出来たことは以下の通り。
- 家事がとことん出来た
- 夜間の育児にも対応出来た
- 妻の睡眠時間を確保することが出来た
- 子供が産まれた幸せを夫婦で感じることが出来た
家事育児が滞りなく出来たこと、妻に配慮した行動が出来たこと、そして子供が産まれた幸せを夫婦で感じることが出来たのは育休取得なしでは考えられないものでした。
夫婦として、家族として掛け替えのない貴重な時間と経験を過ごすことが出来ました。
自戒を込めた産後クライシスの体験記については「産後クライシスは夫の心構え次第で絶対に乗り越えられる!【乗り越え方紹介します】」で詳しく書いています。
産後クライシスを経験したから分かること
産後クライシスは自分がなってみないとなかなか人には伝わらないもの。
ここでは私が夫の立場で産後クライシスを経験したから分かることを述べて行きます。
1:産後クライシスは妻が悪いわけじゃない
産後クライシスは妻が悪いと思ってしまう人結構いますよね。
私も「妻が悪い」と思っていた側の人間でした。
でも今考え直してみるとそう思ってしまうのは単に「産後の妻の状態」を良く知らない・理解していないことからくる無知ゆえの結果でした。
思い返してみると私の行動や考えは父親にも妻を想う夫にもなれていないどこにでもいるただの他人の男でした。
- 夫は仕事、妻は家事・育児という先入観があった
- 子供が産まれた後も産まれる前と同じ生活をしていた
- 産後の妻の状態を全く理解していなかった
子供が産まれてから妻は人が変わったように~とかよく言いますよね?
子供が産まれて命を育むのに一生懸命になるんだから当たり前。
むしろ変わらないといけないのは夫側の方なんですよね。
全くの自戒案件ですが、これから子供を望む方、父親になる方に届いてほしい思いでございます。
2:里帰り出産は産後クライシスになり易い
我が家は子供が2人居ますが、2人とも里帰り出産でした。
当時は画像に書いてあるように、「私は寂しいけど、妻が安心して出産に望めるなら・・・」と思って里帰り出産を選択しました。
2度の里帰り出産と初産時の産後クライシスを経験して分かったことは、里帰り出産は「家事育児に非協力的な夫」を作り易く産後クライシスの可能性がぐんと上がるということ
理由は3つあって以下の通り。
- 旦那が妊娠後期と産後の大変さを知ることが出来ない
- 子供が産まれた後も実感が無い
- 里帰り終了後旦那が生活スタイルの切り替えに時間が掛かる
想像していた妊娠中の生活も無く、産まれてからも子供と接する時間が無いせいか実感が沸かない。
振り返ってみると「あー・・・。里帰り出産は産後クライシスになりやすい要因たくさんあるんだな・・・」と実感しました。
里帰り出産と産後クライシスの関係については「里帰り出産は産後クライシスになり易い3つの理由と今後取るべき行動を紹介」で詳しく書いています。
・今里帰り中なんだけど、どのくらいを目安に家へ戻ればいいんだろう?
上記のような疑問に答えている記事になっています。
3:2人目こそ産後クライシスに要注意
私は1人目で産後クライシスになり、2人目では絶対産後クライシスにならないぞと改心して行動しました。
2人目を夫婦で育てていく中で感じたことは「2人目以降の産後クライシスこそ要注意だよな」ということ。
理由は3つで、
- 子供2人の育児と家事を妻だけでこなすのは難しい
- 乗り越える難易度が上がる
- 2人目以降の産後クライシスで離婚する家庭が多い
1人目は何とか頑張れたかもしれないが、2人の子供が居る中で夫の協力が無い場合は必ず体力・精神的に限界が来ます。
子供1人の面倒を見るのも大変なのに2人、3人と妻だけで見ていくのは不可能です。
加えて2人目以降で産後クライシスになってしまう場合は乗り越える難易度が上がると思っています。
理由は不満の大きさと夫婦としての時間がとりにくくなるから。
乗り越えていくには夫婦で話し合いをするのは必須です。
特に注意しなければいけないのは産後クライシスで離婚するケースが多いということ。
資料を見ると子供2人が居る状態での離婚の割合が多いことから離婚に対しても危機感を持ってほしいと思います。
4:産後クライシスで離婚すると一生後悔する
私は産後クライシスで離婚をしてしまうと絶対に後悔すると断言します。
理由は3つあって以下のとおりです。
- 産後は正常な判断が出来ない時期だから
- 離婚後1人で育児は辛すぎるから
- 正気になった時離婚した事を後悔するから
私達夫婦も産後クライシスになっていた
私は離婚なんて考えていなかったけど、妻は子供を連れていつ家を出て行こうか考えていたみたいです。
でも今はこうして改心して産後クライシスも乗り越えて家族で幸せに暮らす事が出来ている。
私達が一番仲が悪かった産後という時期に離婚してしまっていたら、今のこの幸せな時間は過ごせていない
どの口が言うんだと思われるかもしれないけど、産後という時期に離婚を考えていはいけない。
まずは産後クライシスを乗り越えるために頑張ってみて欲しい。
ほんと出産や家のこと子供のことをやってくれて、これ以上何をがんばれって言うんだっていう状況かもしれないけど、夫婦で真剣に話し合って実践してほしいと思います。
詳しくは「【後悔する】産後という時期に離婚したいと思っても決断すべきじゃない理由3つ【幸せはすぐそこ!】」にてもう少し深堀して書いてます。
「産後に離婚したいと考えている妻」に向けて書いています。
まとめ
本記事では産後クライシスについて実体験をもとに対策や乗り越え方、気付きなどを踏まえ記事を紹介しました。
結婚して子供が産まれて、産後という時期が夫婦として一番の難関・山場だと思っていいです。
この山場を夫婦で協力して乗り越えましょう。
「私が頑張らなきゃこの子はどうなるの」そんな責任が重くのしかかるような考えはやめて、素直な気持ちで話し合いましょう。
子供は協力して育てて行かないといずれ息が詰まる時が来ます。
家族で子供が産まれた幸せを感じて行けることを願っています。