離婚後について

親の離婚を経験した子供が説く【親が離婚しそうな時】離婚を止める為に子供が出来る3ステップを解説

しょーさん
しょーさんです。小学5年生の時に親が離婚し辛く悲しい幼少期を過ごすという経験をしました。

 

今回は親が離婚しそうな時に「離婚を止める為に子供が出来ること」をステップ順に解説します。

親が離婚しそうな時って分かってしまいますよね。

・大好きな両親が離婚してしまうのは辛い。

・なんとかして離婚をくい止めたい。

そんな気持ちでこのページに辿り着いたんじゃないでしょうか?

 

本記事は親の離婚を経験した私の体験談をもとに書きました。

この記事で分かることは下記の3つです。

ポイント

・親が離婚しそうな時に子供が出来ること3つ

・親の離婚は子供が一番理解してあげるべき理由3つ

・親の離婚を経験して分かったこと

 

この記事を読めば親の離婚を止められるんじゃないか?と思ってきた方。

すみません。

結論を言ってしまえば親が離婚すると決心していた場合、離婚を止める事はほぼ不可能だと思ってください。

逆に子供であるあなたが「離婚をしないで」とお願いしても止められないのにはそれほどの理由があると知ってほしいんですね。

ただ、この記事で解説するステップを踏んで、あなたの気持ちを両親に伝えることが出来たなら、

・あなたが親の離婚という人生の分岐点において後悔すること無く

・離婚後の両親と今まで通りに会うことができたり

両親の離婚をあなたが良く理解してあげることで

・親自身も明るく新しいスタートを切ることが出来ます

 

あなたの幸せは「あなただけが幸せになること」ですか?

それともあなたを含め、「家族が幸せになること」ですか?

少し難しい話になるかもしれませんが、お付き合いください。

親が離婚しそうな時に離婚を止める為に子供が出来る3ステップ

親が離婚しそうな時に離婚を止める為に子供が出来る3ステップは下記の通り。

  1. 離婚をしてほしくないと一対一で伝える
  2. 両親の前で離婚をしてほしくないと伝える
  3. 離婚をしても会える事を約束してもらう

もちろん絶対にこうしなきゃいけないというわけではなく、自分の素直な気持ちを両親に伝えればいいんです。

ステップ1:離婚をしてほしくないと一対一で伝える

まずは言い出しやすい方の親に「離婚してほしくない」と一対一で伝えましょう。

父からでも母からでも大丈夫ですが必ず両方に伝えましょう。

片方ずつ伝える理由は、じっくり1人で考える時間をもってもらう為です。

 

一度に両親へ伝えてしまうと選択を急かしてしまう場合もあるので注意してください。

最初の話し方は相談に乗るような感じを心掛けましょう。

  • もしかして離婚考えてたりする~?
  • 私は離婚してほしくないなー、お父さんとお母さんと一緒に居たいし

こんな感じでフランクに話しましょう。

 

最初から重くなり過ぎると親が我慢をしてしまいます。

子供が離婚について話し出す時点で「真剣に考えてる」と親は理解するはずです。

両親の前で離婚をしてほしくないと伝える

数日後に両親の前で離婚をしてほしくないと気持ちを伝えましょう。

緊張したり、うまく言葉にできなくても、泣いてしまっても大丈夫。

時間が掛かっても自分の気持ちを伝えましょう。

あなたが両親を想う気持ちは必ず両親の心を動かすはずです。

この時に離婚するか、しないかの答えは貰わなくていいです。

今後の夫婦生活をしっかり考えてもらい、決断してもらいましょう。

離婚をしても会える事を約束してもらう

最後に両親には「たとえ離婚しても会いたい時に会える事」を必ず約束してもらいしょう。

離婚しても両親はあなたにとって世界に唯一のお父さん、お母さんです。

たとえ離婚したとしても子供が会いたい時には会う権利があります。

 

・簡単に会えない距離へ引っ越す

・親が離婚した親との面会を拒む

無いとは思いますが、上記のような事を親から言われた際は絶対に交渉しましょう。

親の離婚は子供が一番理解してあげるべき理由3つ

私は両親の離婚を経験し、親の離婚は子供が一番理解してあげるべきだなと感じました。

その理由は3つあって、以下になります。

  1. 子供のことを全く考えずに離婚するわけではないから
  2. 親も1人の人間であり一度きりの人生だから
  3. 子供に対して心のしこりが残ってしまうから

順に解説していきます。

理由1:子供のことを全く考えずに離婚するわけではないから

親は子供のことを全く考えずに離婚するわけではないんです。

少なからず、

  • 離婚したら悲しむだろうな・・・
  • 両親が不仲なままでは子供達に悪影響ではないだろうか・・・

このような事は考えています。

決して「離婚しても子供らは悲しまないだろう」なんて思ってないです。

考えに考え抜いた結果、辿り着いたのが離婚という選択だったんです。

理由2:親も1人の人間であり一度きりの人生だから

両親も親である前に1人の人間です。

そして私たちと同じように一度きりの人生です。

あなたは一度きりの人生を楽しく幸せに過ごしたいと思いますよね?

当然親もその気持ちは一緒なわけです。

両親が「夫婦として一緒に暮らしていく事が辛い」と感じているなら、それは幸せな人生ではないという事です。

 

親に我慢をし続ける人生にさせますか?

それであなたの幸せはですか?

 

私は両親が夫婦として一緒に居るのが辛いなら、離婚したいと思っているのなら、別々で暮らした方が幸せに過ごせると思うんです。

同じ屋根の下で暮らす事は出来ませんが、明るく活き活きとした親の顔を見ている方が私たち子供も幸せではないでしょうか?

理由3:子供に対して心のしこりが残ってしまうから

両親が離婚を決心していた場合、離婚を止める事はほぼ不可能です。

だからと言って子供が親の離婚を理解してあげないと親は離婚した事をずっと心の中で謝り続け、後悔する日々を繰り返してしまいます。

離婚しないで!という願いが叶わなくて悶々とする気持ちはよくわかりますが、

離婚後に親が新たな気持ちでスタートを切れた方が良くないですか?

まとめ

親が離婚しそうな時に離婚を止める為に子供が出来る3ステップについて書きました。

離婚を止める為に子供が出来る3ステップは以下のとおりです。

    • 離婚をしてほしくないと一対一で伝える
    • 両親の前で離婚をしてほしくないと伝える
    • 離婚をしても会える事を約束してもらう

ステップ通りに行動しても離婚を決心した親を止める事は難しいですが、

子供は親の離婚の1番の理解者であるべきだと思います。

その理由は下記の3つです。

親の離婚は子供が一番理解してあげるべき理由3つ

    • 子供のことを全く考えずに離婚するわけではないから
    • 親も1人の人間であり一度きりの人生だから
    • 子供に対して心のしこりが残ってしまうから

ここまで記事を読んで頂きありがとうございます。

 

親が離婚すると悲しいし辛いです。

私は何度も親に離婚しないでと伝えましたが無理でした。

涙が枯れるほど泣き、親に対し「こんなに悲しいなら生まれてこなければ良かった」と伝えた事もありました。

 

でも大人になるにつれて、両親の離婚を1番理解してあげなきゃいけないのは子供の方なんだと気付いたんです。

両親が「一緒に居るのが苦しい」くらいなら離婚しても良いじゃないですか。

両親も親である以前に、私たちと同じ人間でたった1度の人生なんですから・・・。

 

私たち子供も両親の気持ちを真剣に考えて話し合い、一緒に人生を選択していく事が大切だと私は思います。

長文記事を読んで頂きありがとうございました。

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